目的
  • Webメディアにおける編集業務の効率化
  • 編集業務へのAI文章校正の活用
効果
  • 編集にかかる工数が、1記事あたり1時間半から1時間に減少
  • コンテンツ品質の向上

原稿レビューにかかる時間を約3分の2に短縮

——AI文章校正ツール「wordrabbit」を取り入れることによって、編集業務にどのような変化がありましたか。

wordrabbitを使うことで、ライターさんが執筆した原稿をレビューする時間が約3分の2に減少しました。これまでは1件の原稿を確認するために約1時間半かかっていましたが、現在では約1時間で済むようになりました。

編集にかかる時間が3割減少

誤字脱字などのチェックをwordrabbitに任せることによって、編集の効率化につながっている。

——これまではどのように原稿の確認を行っていたのでしょうか。

これまでは目視のみで原稿を確認していました。誤字・脱字に加えて、分かりにくい箇所がないか、事実と異なる箇所がないかなど、さまざまな観点でチェックを行うのですが、観点が複数あると時間がかかるうえに注意力が分散してしまうという課題感がありました。

基本的な校正が任せられるようになったことで、原稿の内容により集中できるようになった

——現在はどのようなタイミングでwordrabbitを利用していますか。

ライターさんから原稿が上がってきて、人の目で確認を行う前のタイミングでwordrabbitによる校正を入れています。この時点で文法的な誤りを取り除くことができるため、時間短縮だけではなく、内容により集中できるようになるというメリットもありました。

編集フローにAI文章校正を取り入れた

Webメディアにおいてライターさんから上がってきた原稿をwordrabbitでチェックすることで、記事の内容そのものにより集中できるようになった。

——wordrabbitで検知される内容のうち、どのような内容が役に立つと感じますか。

役に立つと感じるのが、「誤字・脱字」、「てにをはの間違い」、「表記ゆれの修正」です。このようなチェックは、人の目だと見逃してしまうことがあります。しかしAIであれば、ある意味、人よりも正確にチェックすることができます。wordrabbitのチェックは内閣告示の「常用漢字表」や「送り仮名の付け方」など、公的なルールに基づいたもので「記者ハンドブック」などのルールとも一致しているため、漢字の「閉じる」「開く」なども提案してくれて便利だと感じます。

セキュリティ面でも安心して利用できる

——他にも気に入っているところはありますか。

wordrabbitは文章データが暗号化して送信・保存されるので、文章データが閲覧されたり、学習データとして利用されたりすることがない点も気に入っています。

※wordrabbitのセキュリティについてはこちらをご確認ください。

今後もさらなる機能拡充に期待

——今後はどのような取り組みを行っていく予定ですか。

wordrabbitの機能を活用しながら、より効率的に業務を行っていきたいと考えています。

Webメディアの編集では多くの記事を取り扱います。そのため、AIを活用することによって効率化が進めば、人間はより人間にしかできない業務に集中することができます。さまざまな方法を模索しながら、今後もよいコンテンツを世の中に出していければと考えています。