プレスリリースの作成でこんな課題はありませんか?
広報担当者にとって、プレスリリースの品質を保つことは常に重視すべきテーマです。わずかな誤字・脱字であっても、メディアやステークホルダーに「細部まで配慮していない企業」といった印象を与えかねません。実際、以下のような課題を抱えている方も多いのではないでしょうか。
1. 基本的な誤字・脱字があり、企業としての信頼性にマイナスの影響がある
企業の公式情報であるプレスリリースに「てにをは」の間違いなどがあれば、メディアやステークホルダーに不安感を与えてしまいます。「割れ窓理論(※)」の観点からも、小さなミスが大きな信用失墜につながる可能性があります。
(※)割れ窓理論は、「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」という考え方で、ビジネスにおいては小さなミスが全体の品質に影響することを示しています。(1982年、犯罪学者ジョージ・ケリングとジェイムズ・ウィルソン)
2. 人名などの間違いで、ステークホルダーに迷惑をかけてしまった
人名・施設名・社名・電話番号などの内容に間違いがあると、関係者に大きな影響を与えます。例えば、「社名が正式名称ではなかった」という場合、相手企業に迷惑がかかれば、自社のブランドイメージにも悪影響が及びかねません。
3. 誤解を与える表現を見逃してしまっていた
日付やイベント内容が曖昧な情報が含まれていた場合には、読み手に混乱を招いてしまう可能性があります。例えば「2023年9月24日(日)にABC社とスポンサー契約を結ぶサッカープレイヤー山田選手にご出演いただくABCトラベラーズオンラインツアー特別企画「山田選手の旅路」を開催します。」という文章では、2023年9月24日が契約日なのか、開催日なのか不正確で、誤解を与えてしまいます。
4. 差別的な表現などから炎上につながってしまった
企業の公式文章であるプレスリリースに差別的な言葉が含まれていると、SNSやメディアで炎上し、企業全体のブランドイメージを損なう恐れがあります。
プレスリリースの執筆時にwordrabbitを活用するメリット
1. 企業のブランドを構成する「表記ルール」を瞬時に適用
製品名や用語の使い方を統一することで、ブランドの一貫したイメージを保ちます。「製品名の統一」「使ってもよい表現、悪い表現」なども、設定に応じて漏れなく検知が可能です。
チーム全体での表記ルールの共有と管理を一元化。ルールを1カ所で管理することで、チーム全体の時間を節約しながら、企業やメディアのブランドを強化することができます。
2. プレスリリースの品質が安定化できる
人の目だけでのチェックは、見落としや個人差が出やすくなります。AIが加わることでリリースの品質を常に一定水準以上に保ち、誤読・誤解リスクの軽減が期待できます。
3. 校正のための時間が短縮できる
1日に何本ものプレスリリースを出す広報担当者にとって、チェックにかかる時間の短縮は重要な観点です。これまで人の目で行っていたチェックに対して、特化型ツールによるアシストを加えることによって、「1件あたり30分かかっていた校正作業を15分に短縮する」といった、業務削減につなげることが可能。AIが得意な仕事はAIに任せることで、クリエイティブな仕事に取り組む時間を増やすことができます。
「wordrabbit」の活用タイミング
「wordrabbit」は、プレスリリースを書くタイミングや、最終チェックのタイミングで簡単に取り入れ可能。業務の強力なパートナーとなります。
1. リリース作成時のチェック
プレスリリースの執筆段階で利用できます。Microsoft Wordの拡張機能として利用できるため、執筆中にリアルタイムで文章校正AIの提案を取り入れ可能。原稿の確認フロー全体の業務工数を大幅に削減します。(プロフェッショナルプランに対応)
2. リリースの最終チェック
リリース前の最終チェックで利用できます。人の目とAIとを組み合わせることによって、リリースの品質をより確実に高めることができます。
「wordrabbit」はプレスリリースの作成を支える強力なアシスタント
1. Webメディアのルールを全員で共有できるスタイルガイド
「wordrabbit」のスタイルガイドを活用すれば、全角・半角、漢字・ひらがなの使い分けなど、ブランドを守るためのルールを一元管理できます。例えば、10名以上の広報担当者がいる場合にも、表記ルールを瞬時に適用し、全員が同じ基準で校正できます。
チームで表記ルールを共有すれば、何度も同じことをチェックする必要はありません。ルールをすべて1カ所で管理することで、チーム全体の時間を節約しながら、企業やメディアのブランドを守ることができます。
2. Wordなどと連携できる拡張機能
「wordrabbit」は、Microsoft Wordの上でそのまま利用可能。もちろん、校正機能だけではなく、メディアごとのスタイルガイドも全てに反映可能。文章校正に特化したAIを、既存業務に簡単に取り入れることができます。(プロフェッショナルプラン以上)
3. 文字数制限なしの校正機能
一度にチェックする文字数に制限はありません。文字数制限のために何度も貼り付け直すという不毛な作業は不要です。
4. 明瞭な修正理由
提案された修正に対して詳細な理由が表示されるため、修正提案の採用・非採用を簡単に判断できます。文章の質を向上させるために必要な情報を、細かく確認することが可能です。
5. 本文を重視した修正提案
wordrabbitは、本文の主旨や意味を変更せず、必要な箇所のみを緻密に修正することに重点を置いています。ChatGPTのように文脈を大幅に書き換えてしまうリスクがないため、厳密にブランドイメージを守りたい広報業務に適しています。
大企業の広報からひとり広報まで
大企業の広報組織では、多数の担当者や部署をまたぐ複数段階のチェックが必要です。さらに、扱うドキュメント量が膨大になりがちで、誤字脱字や不適切な表現のチェックに時間を取られてしまうことも少なくありません。
wordrabbitを活用すれば、ツールによる自動校正で初期段階の見落としを削減できるため、担当者同士のやりとりや承認フローがスムーズに進み、組織全体の作業効率が向上します。
一方で、一人で広報活動を担う「ひとり広報」にとっても、wordrabbitは頼れるパートナーです。プレスリリースの誤字脱字チェックから、社員が作成した文章の最終確認まで、多岐にわたる業務をサポートし、煩雑な作業を大幅に削減します。その結果、より戦略的な広報活動に集中する時間を確保できるようになります。
よくあるご質問
入力したデータはAIの学習に利用されるのでしょうか。
お客様がwordrabbitに入力した文章データは、暗号化して送信・保存されるため、お客様以外が閲覧する方法はありません。wordrabbitは、データの所有者は常にお客様自身であるというポリシーを重視しています。そのため、wordrabbitが文章データを閲覧することはありません。学習データとして利用することも、サンプルを取得することも、データを販売することもありません。詳細はセキュリティページをご確認ください。
検知内容に不足があった場合は対応してもらえますか。
検知内容に不足があった場合には、wordrabbit上でフィードバックを送信することができます。対応を行わないケース(ユーザー個別の事象の場合、フィードバックの内容が国の文章作成の指針などと一致しない場合)を除くと、フィードバックのうち約8割は数カ月以内に改善が行われています。