書籍・雑誌の編集現場でこんな課題はありませんか?

1. 原稿の確認作業に時間がかかっている

出版社や編集部では、月に何冊もの書籍や雑誌を発行・制作しているため、各原稿のチェックには時間と労力が必要です。初校・再校など複数回のゲラ確認が発生する中で、「ページ数が多いため負荷が大きい」「コストが厳しくなっている中で、発行のサイクルを早く回したい」などの声も聞かれます。その結果、本来力を入れたい新たな企画や著者とのやり取りの時間が取りづらい、という問題が生じることがあります。

2. 原稿の品質に偏りがある

限られた時間の中で校正・校閲を行うと、見落としや漏れが起きやすくなります。誤字・脱字、表記ゆれ、情報の重複など、些細なミスが積み重なることで書籍・雑誌全体の品質や信頼度が下がってしまう可能性があります。

3. 編集者個人の技量に偏りがある

複数の編集者が同時進行で多くの原稿を担当すると、各担当者の経験値や得意分野によって品質や速度に差が出ることもあります。新人編集者のプロジェクトなどでは、ベテランの目を十分に行き渡らせるのが難しくなります。

書籍・雑誌の編集現場でwordrabbitを活用するメリット

1. 校正にかかる時間が短縮できる

校正にかかる時間を短縮できます。これまで人の目と手作業に頼っていた部分を、文章校正に特化したAIのアシストを受けることで、「1ページあたり30分かかっていた校正を15分に短縮する」といった効果が期待できます。

2. 原稿の品質が安定化できる

人間のチェックにありがちな「ムラ」を平準化し、内容の品質を一定のレベルで保つことができます。誤字・脱字や表記ゆれなど、人が見逃しがちなミスを的確に指摘するため、「品質を安定させて、出版社としての信頼性を高めたい」と考える編集部に最適です。

3. 表記ルールを瞬時に適用できる

出版社や雑誌ごとの表記ルールを瞬時に適用可能。全角・半角の使い分けや漢字・ひらがなの統一、製品名や固有名詞の表記揺れなどを自動で検知し、都度指摘してくれます。新しいルールを追加した場合でも、チーム全体に素早く共有できるため、煩雑な作業を大幅に削減できます。

「wordrabbit」の活用タイミング

「wordrabbit」は、書籍や雑誌編集の各工程で簡単に導入可能。ゲラの初校や再校、責了段階など、状況に応じた使い分けで効率化を実現します。

1. Word原稿の校正

「wordrabbit」はMicrosoft Wordの拡張機能として使えるため、著者が執筆したWord上で直接校正が可能。DTPに出す前の段階で、誤字・脱字や表記ゆれを洗い出すことによって、工程全体の二度手間を解消することができます。(プロフェッショナルプラン以上)

2. ゲラの校正(編集長・責任編集者)

組版後のゲラや最終段階のレイアウト資料を確認する際に利用できます。ゲラのPDFデータをアップロードすれば、ゲラ上で校正を行うことができるため、人の目とAIの二重チェックを実施でき、雑誌・書籍の品質をより確実に高めることができます。(エンタープライズプラン対応)

書籍・雑誌の編集者をサポートする強力な機能

1. 出版社や媒体ごとのルールを全員で共有できるスタイルガイド

「wordrabbit」のスタイルガイドを利用すれば、全角・半角、漢字・ひらがななど出版社や雑誌で定めたルールを一括管理できます。単なる設定ではなく文書内で使われている頻度が高いものに統一することができるため、手間を減らしながらクオリティを保つことが可能です。

スタイルガイドに登録しておけば用語を簡単に統一できる

2. PDFで利用できる拡張機能

PDF校正

「wordrabbit」は、PDFデータをそのまま校正可能。ゲラをアップロードするだけで校正結果がPDF上に表示されるため、編集業務の流れに組み込むことができます。(エンタープライズプラン対応)

3. 文字数制限なしの校正機能

一度にチェックできる文字数に制限がないため、長編の書籍原稿や特集の雑誌記事でも、分割作業をせずに一気に校正できます。数百ページ規模の作品でもストレスなく扱えるため、編集者の業務負担を大幅に軽減します。

4. 明瞭な修正理由

修正理由が分かる

提案は修正理由とともに表示されます。編集者や著者が判断しやすくなるため、クオリティ向上に必要な情報を得ながら効率よく校正を進めることができます。

よくあるご質問

入力したデータはAIの学習に利用されるのでしょうか。

お客様がwordrabbitに入力した文章データは、暗号化して送信・保存されるため、お客様以外が閲覧する方法はありません。wordrabbitは、データの所有者は常にお客様自身であるというポリシーを重視しています。そのため、wordrabbitが文章データを閲覧することはありません。学習データとして利用することも、サンプルを取得することも、データを販売することもありません。詳細はセキュリティページをご確認ください。

検知内容に不足があった場合は対応してもらえますか。

検知内容に不足があった場合には、wordrabbit上でフィードバックを送信することができます。対応を行わないケース(ユーザー個別の事象の場合、フィードバックの内容が国の文章作成の指針などと一致しない場合)を除くと、フィードバックのうち約8割は数カ月以内に改善が行われています。