wordrabbit(ワードラビット)とは
wordrabbitは、日本語の文法ミスやタイプミス、表記ゆれなどを修正できる、ビジネスレベルのAI文章校正ツールです。分かりやすい文章を書くことが求められるビジネスシーンの記事、プレスリリース、顧客へのメールなどを校正するのに活用されています。
入力するたびに瞬時にできる文法修正、独自のカスタム辞書を通じて、文章のプロが書いたような修正を全体に反映させることができるのが特徴です。
wordrabbitでできること
さまざまな文章を校正できるwordrabbitは、以下のような検知機能を備えています。
1. 文法の誤り修正
助詞の誤り、ら抜き言葉やたりの省略などの文法の誤り、誤字脱字に対して候補を提案します。最も先進的な人口知能が、自動的に日本語の文章の校正を行い、入力するごとに文法を修正します。
2. ミスタイプの修正
「rンターテインメント」「どうぞよろしく尾根ギアいたします」などのミスタイプを修正します。人に読んでもらうために書くビジネス文章では、ミスタイプが信頼を損なう原因になることもあります。正しい語に修正することによって、文章の信頼性を高めます。
3. 表記ゆれの統一
「ユーザー」と「ユーザ」、「パワーポイント」と「PowerPoint」などの表記ゆれを自動的に検知して修正します。表記ゆれの検知のためにリストなどに登録する必要はありません。一貫性のある文章に修正して、読みやすさを向上させます。
4. 読点の修正
読点が少ない文、読点が多い文に対して、自動で読点を打ちます。まるで文章のプロが打つ読点のように、適切な箇所に読点の追加・削除を提案します。
5.漢字とひらがなの修正
「薔薇」などの難読漢字を検知し、より一般的で、誰にでも読める文字に修正します。例えば「以外」と「意外」といった同音異義語の間違いや、「おねいさん」などのひらがなの間違いも瞬時に修正します。
6. 差別語などのビジネス用途に必要な修正
差別語や商標などを検知し、修正提案を行います。「なぜ修正しないといけないのか」「どう修正すればよいか」が分かるため、意図せず差別語や商標を使用するたびに書き手の学びにつながります。
チームで表記を統一できる「スタイルガイド」
wordrabbitには、文章を書くときの表記ルールを登録できる「スタイルガイド」が標準的に搭載されています。
例えば、「ふせんカンパニー」という表記は「FUSEN COMPANY」に置き換えすると登録すると、実際に文中に「ふせんカンパニー」という文字があるとき、自動で「FUSEN COMPANY」への修正候補が提示されます。
「日本一」という表記にアラートを出したい場合にも、登録しておくだけで、毎回注意喚起をすることができます。
スタイルガイドに登録しておくだけで、以下のように自動的に検知することができます。
このスタイルガイドの大きな特徴は、活用形にも対応していることです。「優勝する」という単語を「アレする」に変更すると登録しておけば、「優勝しない」としても「アレしない」に修正することができます。
Microsoft WordやGoogle Docsとの違い
wordrabbitとWordやGoogle Docsの違いは精度と使い勝手です。文章校正に特化したAIが、リアルタイムに文章を校正して、分かりにくさを瞬時に解決します。
違い1. 高い精度でパワフルな文章校正
wordrabbitは日本語の文章校正に特化したAI文章校正サービスで、その特徴の一つが、高い検知精度です。こちらの記事にあるように、ベンチマークテストで同種の文法校正ツールを上回っています。
違い2. 使い勝手
文字を入力すると即座にAIが添削し、修正案を提案します。添削案だけではなく「なぜ添削が必要か」を解説するため、書くたびに文章力の向上につながります。
wordrabbitの利用に向いている方
wordrabbitは、例えば以下のように、文章校正の工数を削減したい方や、文章の精度を素早く高めたい方に向いている校正ツールです。
1. 企業のオウンドメディアや事例記事を作成するメディアチーム
企業のオウンドメディアや事例記事を作成するメディアチームがwordrabbitを使えば、文章レビューのための工数を削減することができます。長い文章や、何度も複数人の手が入るような文章の確認時間を短縮し、精度を高めます。
2. プレスリリースを書く広報チーム
社外向けのプレスリリースやニュースリリースを扱う広報チームは、wordrabbitを使うことによってブランドに一貫性を持たせることができます。誤字脱字や、文法のミス、差別的な意味を含む言葉を自動検知することによって、ミスを防ぎ、ステークホルダーとのコミュニケーションをスムーズにします。
3. 広告クリエイティブを作成するマーケティングチーム
wordrabbitのスタイルガイドに登録しておくだけで、広告クリエイティブの不当表示や、ガイドラインに違反している表現を検知することができます。wordrabbitの検知は単語の活用形にも対応しているため、より正確に用語を検知して、コンプライアンスの順守を支援します。
4. 公式文書、報告書、論文を作成するチーム
数十ページ以上の文書を作成するチームがwordrabbitを使うことによって、表記ゆれを瞬時に発見することができます。人間の目だけでは行き届かない大量の文章チェックも、AIが瞬時に行います。
wordrabbitの使い方
wordrabbitはウェブからアカウント情報や支払い情報を登録するだけで利用できるサービスです。ご利用が初めての方は2週間無料で使用できます。
1. サービスに登録してログインする
サービスページの右上にある「無料で体験」から必要な情報を登録します。
2. 「新しいドキュメント」をクリックする
ドキュメント一覧の画面から「新しいドキュメント」をクリックして、校正をはじめます。
3. 文字を書いたり、文章を貼り付けたりする
文章を入力したり、すでに作成した文章を貼り付けたりすると、文章校正が始まります。改良が必要な部分が、ひと目で分かるようになっています。
4. 必要な修正箇所を反映する
「修正」ボタンをクリックして、修正箇所のうち必要な箇所だけを反映します。カードの中の「?」をクリックすると、さらに詳しい修正理由を確認することができます。
wordrabbitの評判
wordrabbitの先行ユーザーからは以下のような評判が届いています。
- 漢字の閉じる・開くも校正してくれるのが便利。
- スタイルガイドがかなり良いです。プロダクトとかサービス名、社名を正式名称に統一するのは、目視だと結構確認漏れるため。
- 誤字脱字や表記揺れの訂正はもちろん、禁止語、差別語の修正提案があったり、マンネリ表現の指摘など、文章力を高める機能も搭載されています。
wordrabbitができないこと
AIは完全ではないため、できることとできないことがあります。例えば、校正担当者のように事実関係の違和感に気づいたり、トーンに応じてあえて難しい言葉を使ったりすることはできません。また、wordrabbitは敬語の誤りなどには対応していません。
これからもwordrabbitではニューラルエンジンを活用した独自のトランスフォーマー言語モデルを用いることによって、さらに役立つ製品をお届けしていきます。wordrabbitの機能が足りないと感じる場合は、お問い合わせからお気軽にリクエストをお送りください。
気になったら2週間無料でトライアル
文章校正ツールを利用すれば、仕事の負荷を軽減し、業務の効率化につなげることができます。人の目による校正と機械的な校正を組み合わせれば、今よりもさらに質の高い文章を通じて、自社のビジネスを推進することにつながります。「文章校正にAIを活用したい」「会社の公式文書のミスが大きな事故になってしまった経験がある」「文章に関するコンプライアンスが厳しい会社なので、何とか業務を効率化したい」という方は、wordrabbitを業務に組み込んでみてはいかがでしょうか。私たちが全力でサポートします!